視力の治療方法の研究館

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読書と視力〜受験勉強や目、速読、姿勢など

読書と視力との関係を考えてみましょう。

読書というと、近くの本に書いてある活字を読んでいくことですから、ふつうに考えると、視力低下や近視の原因となりそうな気がします。しかし、これは目の使い方次第です。

たとえば視野を狭くして、文字を凝視するようにして読書すれば視力低下の原因となるでしょう。毛様体筋と本との距離はほとんど変わらず、また眼球の動きも少ないため、外眼筋もこわばってきます。

ところが読書は視力回復に、じつは効果的なのです。
速読法をご存じでしょうか?目を高速に動かして、脳も高速回転させて、大量の情報を処理していくのです。速読教室の生徒さんたちは、速読術を習い始めてから、視力がアップしていく現象が良く見られます。

読書で視力が回復するのは、速読のときは目がすばやく動き、文字を追っていきます。すると目と文字との距離も変化しますから、とうぜん毛様体筋も緊張と弛緩をくり返します。また眼球がすばやく動くわけですから、外眼筋もつねに運動しています。机の上で速読を使って読書しているだけで、あたかもスポーツ時に使うような目の使い方をしているわけですね。こうした目の使い方をしていて、視力が悪くなるわけはありませんよね?

受験と目との関係でも、同様です。
受験勉強では、たんに読書するだけではなく、過去問を解いたり、書く作業もあります。しかし基本は読むことですから、読書と視力の関係が、ここにもあてはまるのです。受験の試験では速読で、速く問題を読んでしまったほうが、時間に余裕ができ、受験を合格に導くことができます。

読書と目、受験と目、すべて連動しているわけです。
読書で視力低下する人も、もちろんいるでしょう。その場合は、まばたきをせずに文字を凝視したり、細かい字を良く見ようとしすぎなのではないでしょうか?

あるいは、もともと斜視や隠れ斜視(斜位)、乱視、遠視を持っている人が、無理に近くを見ようとすれば、目が疲労し、急激な視力低下を起こすことになります。老眼の人も、近くが見づらいのに老眼鏡を装用しないで見ていると、視力が落ちる現象が起きます。視力0.01レベルの強度近視の人も同様です。

世界でも漢字文化がある国のほうが、簡単なアルファベットを使用する国よりも、近視の人が多い傾向にあるそうです。漢字文化圏としては、中国、台湾、日本がありますね。その漢字文化圏でも、簡略化した漢字を使う中国には、近視人口が少なく、複雑な文字を使う、台湾や日本に近視の人が多いという統計があります。

このように読書と視力は密接にかかわっています。
もちろん、これは「良く見よう」と凝視した場合です。目を闊達に動かす速読を身につければ、漢字文化であっても、むしろ読書で視力がアップしていくのです。これは速読教室の生徒さんたちが実証しています。

単純に考えて、目を高速で動かすということは、効果的な目のエクササイズになります。目の筋肉が鍛えられ、目の血行がよくなるであろうことは、容易に想像がつくことでしょう。

近視の視力回復トレーニングには、外眼筋(眼球移動筋)を動かす、眼筋トレーニングというものがあります。縦書きと横書きの本を読書すれば、目の上下運動、左右の運動をしていることになるのです。知らずうちに目のエクセサイズになっているわけです。読書は視力向上にとって不可欠と考えれば、ますます読書に身が入りますね。

ただ、やはり読書中は近くのものを見続けるわけですから、たまに遠くに目を向けることは必要です。このとき目の内部では、毛様体筋が一瞬、弛緩してリラックスします。たったこれだけの心がけが、確実に近視を予防することになります。学校の授業では、黒板と手もとのノートを見比べて、視点移動しますが、このことはじつは、視力の維持にとって、とてもよく考えられていると私は思います。

読書は視力の治療法ともなるわけですが、大前提として、姿勢をよくすることです。寝転がって本や漫画を読んでいては、片目だけが近くなり、がちゃ目(不同視)の原因となります。これでは読書が視力改善に効果的でも、その力を十分に発揮できませんよね?また明るい照明の元で読書することも大切です。振動する電車や車の中で読書すると、本と目との距離が激しく変化するために、毛様体筋が疲れてしまいます。静止した状態で、目だけを激しく動かすことが大切です。

最近はパソコン画面で文章を読むことも増えてきました。
メールなどもそうです。インターネットなんかもそうですね。この場合は、強い光が加わるので、目がチカチカして、眼精疲労の元になります。またスクロールができるため、目の疲れの度合いは、本の比ではありません。パソコン作業で、速読することによって目の疲れは抑えられますが、それでも本とは異なるので、1時間に1回は目を休めることが大切なポイントになります。

読書は視力を向上させます。
ただし、それは前述したように、正しい目の使い方をして速読した場合のみです。川村博士は新日本速読研究会の会長を務めています。その方が視力回復訓練のマニュアルを執筆していることは、当然といえるでしょう。

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