視力の治療方法の研究館

視力の治療法には、メガネやコンタクトレンズ、オルソケラトロジー、レーシックなどの近視矯正手術があります。民間の視力アップトレーニングや訓練も解説しています。

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近視レーザー治療〜レーシックなどの近視矯正手術

近視レーザー治療とは、角膜にエキシマレーザーを照射することによって、近眼を治す視力治療の方法です。正式名称をレーザー角膜屈折矯正手術といいます。その代表選手は、もちろんレーシック手術です。

レーシック手術は、松坂大輔投手やタイガーウッズさんなどのプロスポーツ選手、歌姫・倖田來未さん、島田伸介さん、コロッケさんなどのアーティストや芸能人も多く受けている近視レーザー治療として知られていますね。

そしてテレビのブラウン管を通して、依然として元気に活躍し続けている姿を見れば、その安全性もだいだい推測がつきます。

ただし彼らが受けたレーシックのクリニックと違った施設で、近視レーザー治療を受けたとしたら、別の結果になるかもしれません。つまり、ずさんなレーシックのクリニックを選んでしまうと、レーシックの後遺症・合併症の危険があります。また、レーシック手術の歴史は浅いので、将来どんな眼の後遺症が出てくるか未知数の部分もあります。

どのレーシックのクリニックでも同様ですが、レーシックの後遺症としては、数ヶ月つづくドライアイ、フラップ下の炎症(DLK)、夜間視力の低下(ハロー・グレア現象)、乱視の出現、過矯正、矯正不足、ぼやけ、近視の戻り、上皮迷入(エピセリアール・イングロース)などがあります。

最近の近視レーザー治療の主流は、イントラレーシック手術といって、イントラレース・フェムトセカンドレーザーによってフラップを作成します。そのため、上記のようなレーシックの後遺症は多少は少なくなってきているようです。NASA(米航空宇宙局)も認めるアイレーシック手術、最高峰のZレーシックも出てきており、近視レーザー治療の精度は、ますます上がっています。

もちろんこういったレーシック手術は、眼科専門医が行なえば失明することは絶対にありえませんが、いくつかのレーシックの後遺症は覚悟しておいたほうがいいでしょう。

近視レーザー治療の代表格であるレーシック手術は、視力0.01という強度の近視には適応できないというデメリットがあります。極度の近視は、角膜実質層をより厚く削らなければならないためです。あまり削りすぎても、今度は乱視の危険がでてくるので、最強度の近視はレーシック手術の適応範囲外といえます。

またレーシック手術において、フラップ作成時の吸引のさい、眼圧が急上昇し、眼底の視神経が死滅する危険性もあります。そうなると緑内障のように、視野が一部欠ける可能性も覚悟しなければなりません。

視力0.02とか視力0.03という重度近視の場合は、エピレーシック手術やラセックという近視レーザー治療法がいいでしょう。PRK手術でも対応できる場合があります。これらの手術は表面照射といい、角膜実質層をムダに使用しないので、角膜をより深く削り取ることができるのです。通常のレーシック手術では、フラップ部分に、だいぶ角膜実質層を持っていかれるので、残りがわずかになってしまうのです。

こういった表面照射による近視レーザー治療の方法は、術後の角膜の強度が高く保たれるため、目の衝撃を受けやすい格闘家などに向いています。ただし視力0.04とか視力0.05という強い近視の人は、やはり術後に残る角膜の厚みは薄くなるので、表面照射であっても、要注意といえるでしょう。

この場合、内眼手術であるフェイキックIOLという視力回復手術なら、角膜を全く削らず、眼球内に人工のレンズを埋め込むので、目の強度が低下することはありません。これは近視レーザー治療というわけではありませんが、レーシック手術よりもクリアな視界が得られ、視力0.01という最強度の近視や悪性近視でも、視力アップできるといわれています。

ただしフェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)は、角膜内皮細胞が減少するので要注意です。長年、コンタクトレンズを装用してきた人は、内皮細胞が少ない傾向にあり、あまりに減少しすぎると角膜がにごり、角膜移植が必要になるといわれています。

以上のようにひとくちで近視レーザー治療といっても、さまざまな術式があるわけですが、ネット上のサイトではメリットしか提示しません。レーシックのデメリットや危険性もよく調べて、慎重に決めたほうがいいでしょう。

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