視力の治療方法の研究館

視力の治療法には、メガネやコンタクトレンズ、オルソケラトロジー、レーシックなどの近視矯正手術があります。民間の視力アップトレーニングや訓練も解説しています。

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視力回復コンタクトレンズとは?〜オルソケラトロジーやオサート治療

視力回復コンタクトレンズは、視力の矯正でありながら、日中は裸眼で過すことのできる夢のような視力治療の方法です。

視力回復コンタクトとはいいますが、前述したように、これはメガネや通常のコンタクトレンズと同様に眼科矯正医療です。つまり、眼球は近眼のまま、角膜の屈折力を操作することによって、視力が良くなる方法といえます。正式名称をオルソケラトロジーといいます。その進化形にオサートがあります。

視力回復コンタクトレンズの原理は単純で、寝る前に特殊な形をしたハードレンズを装用。すると就寝中は、ずっとレンズが角膜中央部を圧迫している状態になり、朝起きると、角膜中央部が凹んだ形になります。そのため近視用レンズのように凹レンズとなり、はっきり遠くを見ることができるわけです。

視力回復コンタクトレンズは、弾力のある角膜の形を一時的に変形させているだけですから、時間がたてばもとの形に戻ります。強度の近視の場合は、一日程度で戻ります。軽度の近視の場合は、2〜3日で元に戻ります。ある程度強い近視だと、毎日オルソkレンズを装用する必要があります。

視力回復コンタクトは、このように時間がたてば、角膜の形はもとの状態に戻っていきます。そのためレーザー治療であるレーシック手術のように、一旦削って元に戻せないということはありません。リスクの少ない視力治療の方法といえます。レーシック手術に踏み切れない人は、視力矯正コンタクトであるオルソケラトロジーの治療を受けてみるのもいいかもしれませんね。

視力回復コンタクトレンズは、子供ほど効果的だといわれています。それは子供の角膜はまだ柔らかいために、視力を矯正しやすいからです。また子供の視力低下は、まだはじまったばかりで、仮性近視や屈折性近視の初期であることも関係しています。

視力回復コンタクトレンズは角膜を圧迫するために、屈折性近視を抑制する効果が期待できます。屈折性近視とは、角膜が前方に突出する近眼であり真性近視ですが、オルソkレンズが角膜の突出を抑えるために、近視の抑制効果があるわけです。ただし幼稚園児や小学校低学年は、付け外しが難しいかもしれません。小学校高学年の子供なら、自力でレンズの付け外しができるようになるでしょう。

視力回復コンタクトレンズは、誰でも装着できるわけではありません。まず視力0.01とか視力0.03、0.04というような強度の近視の場合は、矯正しきれないというデメリットがあります。うまく視力が出ないのです。うまれつきの重度近視、悪性近視も同様です。これは極度の近視ほど、角膜の突出が大きく、そのため弾力の戻りが大きくなるためです。

そのほか視力回復コンタクトレンズは、角膜表面や結膜に疾患があると不適応になります。角膜炎、角膜ヘルペス、円錐角膜、結膜炎などです。検査の段階でこういった目の症状が発覚すると、オルソケラトロジーの治療を受けることはできません。

そのかわり視力回復コンタクトレンズには、進化形があります。これをオサートといいます。基本的な着用のリズムはオルソケラトロジーと変わらず、睡眠中に装着し、日中は裸眼ですごします。しかしレンズを段階的に何度か交換する必要があります。そのぶん費用も高くなります。オサートなら、視力0.01レベルの最強度近視であっても、1年後には1枚のレンズで視力1.2とか視力1.5を出すことができます。もう、遠くが見えないということもありません。

視力回復コンタクトは、保険が利かないので、全額自費診療になります。レーザー角膜屈折矯正手術といっしょですね。費用のほうも、レーシック手術とそんなに変わりません。ただオサートは段階的にレンズを何度も作り変える、オーダーメイドの治療法なので、そのぶん費用がかかります。紛失時のスペアレンズも必要ですし、定期的にレンズを交換する必要があります。オサートは全部で70万円くらいかかるといわれています。

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